神奈川県の川崎、横須賀、三浦の3拠点で活動するタイ伝統療法士の『せんじゅ』さん。
技術力がかなり高いと業界内でも評判になっています。
以前からSNSでせんじゅさんの活動を拝見し気になっていたSUGOUDE編集部は、今回特別に取材の許可を頂きました。
せんじゅさん、本日取材させていただく近藤と申します。本日はよろしくお願いします。
はじめまして!『せんじゅ』という治療家名で活動しています。この度は取材をしに来てくださり有難うございます。
SUGOUDEでは、プロの仕事に対する情熱や過去の苦悩について凄腕のプロにお聞きしています。せんじゅさん!今日はたくさん深掘りしていきますね!
はい!施術のこだわりについて色々とお話できればと思います!
■エックス せんじゅ@タイ式療法士
■インスタグラム senju_toksen
■公式ライン せんじゅ公式ライン
タイの伝統療法
せんじゅさんの技術力は患者様だけじゃなく、同業他社の先生方からもすごく評価が高いです。
せんじゅさんの手技の特徴を具体的に教えてください。
トークセンやジャプセンというタイ伝統療法を使うのですが、この技術は、関節や腱、神経、筋膜などを緩めるのに適しています。筋肉ほぐしや骨格矯正だけでは楽にならなかった方から喜びの声をよくいただきますね。
また、身体を芯から楽にする為には精神面へのアプローチもすごく重要です。だからこそ、施術とカウンセリングで身体と心の両方と解きほぐす事を大切にしています。
タイ伝統療法を使う事で様々な部位にアプローチする事ができるんですね!
せんじゅさんがこれまで施術してきた中で印象的だったエピソードを教えてください。
最近の事ですが、屋外のマルシェで施術をさせていただいた80代男性の足の痛みが無くなって喜んでくださったのが印象深いです。その方は20年以上痛みに悩まされて、マルシェで出会った2週間後に足の手術を予定されていました。
「これなら手術しなくてもいいかもしれない」と笑顔で帰られたのでその後のことは分かりませんが、手術をしてもしなくても自分の足で痛みなく歩ける事を喜ばれている姿を見られたのは大変嬉しかったですね。
せんじゅさんは、治療家としてレベルアップする為に、日々どんな事に取り組まれていますか?
『勉強と実践を無限に繰り返す』ことを決めています。
今の自分では解決できない症状を持った方がいらっしゃった場合、ものすごく悔しい思いになります。そこから勉強がスタートして同じような症状を緩和させることができるようになったときに、また別の自分にはできない領域の方との巡り合わせがあり、そこからまた勉強が始まります。それの繰り返しですね(笑)
この業界に入ったきっかけとは?
『せんじゅ』という治療家名として活動されていますが、このネーミングの由来は何でしょうか?
おこがましいことですが、千手観音菩薩から「せんじゅ」という名前をお借りしました。千手観音菩薩は「もれなく救う」存在ですし、菩薩とは、悟りを開くまでの修行をする人のことを指すので、自分もそのような存在に少しでも近づければと思い名前をお借りしました。
千手観音菩薩が、せんじゅさんの名前の由来だったのですね。すごく記憶に残りやすい素敵なネーミングだと思います。
せんじゅさんは治療家になる前、別のお仕事をされていたんですか?
これまで色んな仕事を経験してきました(笑)
高校卒業後、上場企業の工場でオペレーターとして働き、組織で働く大変さを学びました。20歳でカイロプラクティックの学校に通いながら、指圧・足ツボ・アロマセラピーの専門店で働き、バーテンダーも経験しました。しかし、施術を続けるうちに指を痛めてしまい自暴自棄に(笑)
マッサージの仕事をすると皆さん一度は指を痛めてしまいますよね。
そうなんです。そこで私は気分を変えるため沖縄へ移住し、ホテルのフロントマンとして働いていました。そんな時、ふと見たフリーペーパーでタイ古式マッサージの体験会を知り、応募した事がこの業界に入るきっかけですね。
当時、指を壊してしまったのも、タイ伝統療法の世界に入る為の神の導きのようにも思えますね。
せんじゅさんが、タイ伝統療法の施術をしていて一番楽しいと思う瞬間ってどんな時でしょうか?
施術をしていて、お客様自身が不調の原因に気づく瞬間です。自分自身と向き合った時に稀に起こるのですが、表情や雰囲気が一変されるのは見ていて楽しいです(笑)
あとは、お客様を施術して、笑顔で帰られるのを見る度に「やってて良かったな~」と思います。
治療家としての苦悩とは
せんじゅさんが治療家として活動する中で一番苦しかった経験について教えてください。
今でも凄く申し訳ないと思っているのですが、『施術依存』の方を生み出してしまった事です。
『施術依存』とは、どう言う事でしょうか?
本来、我々の仕事は、不調を取り除くための施術だと思うのですが、心を病んでいる方は時として依存してしまい、何もなくても予約を取ろうとしてしまいます。エスカレートして過度な依存を作り出してしまいました。
私は基本的に施術は卒業していただく事を目指しています。そのためのセルフケアもお伝えするのですが、逆の効果を生み出す結果となってしまったんです。
すごく難しい問題ですね。
その苦悩は何年ありましたか?
1年ほどです。私の施術家としての付き合い方が不出来だった為にできた依存だったと思います。
どうやったらその状態をクリアできたのでしょうか?
自分の態度を改め毅然とした対応を心がけ、陰の心に寄り添う事を第一とせず、陽の心で接するようにしています。
相手の課題を自分の課題にし過ぎない事、相手の主導権は相手にあるんだという事をお話しします。私ができるのは『お手伝い』だけですから。
施術家としての信念
せんじゅさんのタイ伝統療法の信念について教えてください。
私が大切にしているのは、相手の心と身体に向き合う事です。お客様に少しでも楽になれる方法を一緒に考えていきます。
楽になる方法を『一緒』に考える。この視点はすごく新しいなと思いました。
施術者の想いが強すぎるのは、時として無理な施術をしてしまいます。反対にお客様ファーストにし過ぎてしまうと気持ちよさ重視やクレームを恐れた消極的な施術になってしまいます。
結果としてどちらも良い未来には繋がらない事に気付かされたことですね。
お客様と『一緒に考える』という立ち位置を意識することで、バランスの取れたコミュニケーションができそうですね。
そうなんです。この視点を持つようになったのは、5年ほど前からです。自分の事をセラピストではなく施術家と言い始めたあたりから意識が変わってきました。
では、最後にお聞きしたいのですが、せんじゅさんのこれからの夢や目標について教えてください。
施術の拠点を増やして困っている方の近くに行けるようにします。 今は神奈川県内の川崎と横須賀、三浦の3拠点ですが、他に行ける場を所増やしたいです。実家のある熊本市や阿蘇山にもいずれ拠点を持ちたいですね。
取材を終えて
本記事では神奈川県の川崎、横須賀、三浦の3拠点で活動するタイ伝統療法士のせんじゅさんを紹介していきました。
せんじゅさんは施術のお話をされている時の情熱的な様子が凄く印象的でSUGOUDE編集部も取材した1時間であっという間にファンになりました。
多くの方に取材をさせていただき感じるのは『施術の効果を左右するのは、日常の過ごし方』だということ。
特に、1日の3分の1を占める睡眠の質は、身体の回復に直結します。
わたし自身、枕を変えただけで、肩こりが明らかに変わった実感があります。
無理にすすめるつもりはありませんが、「同じように悩んでる人に届いたら」と思って、下にリンクを載せておきます。
この記事を読んでる皆さんの肩こり・腰痛が少しでも楽になりますように!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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